有限会社胆振塗装

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塗装工事に使う無機塗装について

無機塗装は、塗装工事で高い耐久性や耐候性が求められる場面で使用される塗料の一つです。主成分にシリコンやケイ素などの無機物質を含み、紫外線や雨風に強いため、建物の外観を長期間美しく保つことができます。

無機塗装の特徴

優れた耐候性と耐久性

無機塗装は、紫外線や雨風による劣化が起こりにくいのが特徴です。無機成分によって塗膜が非常に強固になり、色あせや剥がれが少なく、耐用年数は15〜25年とされています。外壁や屋根など、特に過酷な環境にさらされる部分に適しています。

高い防汚性とセルフクリーニング効果

無機塗装は表面が滑らかで汚れがつきにくい防汚性があり、雨水により汚れが自然に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」が期待できます。このため、外壁や屋根が清潔に保たれ、美観を維持しやすくなります。

優れた耐火性

無機塗装は無機成分を含むため、燃えにくい性質を持っています。これにより、火災が発生しても燃え広がりにくく、建物を守る効果も期待できます。安全性を重視する建物には特に適した塗料です。

無機塗装のメリットとデメリット

メリット

無機塗装の大きなメリットはその高い耐久性と防汚性で、塗り替え頻度を抑えられる点です。また、セルフクリーニング効果により、外壁の美観を長期間にわたって保ちやすくなります。耐火性もあるため、建物の安全性向上にもつながります。

デメリット

無機塗装は、他の塗料に比べて価格が高い点がデメリットです。また、塗膜が非常に硬いため、地震などで建物が動くとひび割れが発生しやすくなる場合があります。このため、下地処理をしっかり行うことが重要です。

無機塗装が適した使用場所

無機塗装は、外壁や屋根など、紫外線や雨風にさらされやすい場所に適しています。また、耐火性が求められる部分や、長期間美観を保ちたい場所での使用が効果的です。高級感を求める建物や、メンテナンス頻度を減らしたい場合にも適しています。

まとめ

無機塗装は、耐久性や防汚性、耐火性に優れた塗料で、長期間にわたり建物を美しく保つことができます。初期費用は高いですが、メンテナンスの手間や費用を抑えることができ、外壁や屋根の塗装に適した選択肢です。